NBA歴代通算得点ランキング（2023-24シーズンまで）

通算得点とは、選手がNBAでのキャリアを通じて獲得した総得点を指します。これはレギュラーシーズンの得点のみを対象としており、プレーオフでの得点は含まれません。

NBAの通算得点ランキングは、リーグの歴史の中で最も得点を挙げた選手たちを示す重要な指標です。2023-24シーズン終了時点で、レブロン・ジェームズは40,474得点を記録し、史上最多得点者としての地位を確立しました。彼は2023年2月にカリーム・アブドゥル・ジャバーの記録（38,387得点）を抜き、以来その差をさらに広げています。

カリーム・アブドゥル・ジャバーは、1970年代から1980年代にかけて圧倒的な得点力を誇り、長らく歴代1位の座を守ってきました。彼のスカイフックは伝説的な武器であり、現在でも最も効果的なシュートの一つとされています。

3位のカール・マローンは、ユタ・ジャズの一員として長年にわたり得点を積み上げました。彼のフィジカルなプレースタイルと、ジョン・ストックトンとのピック＆ロールは、NBA史上最も成功したコンビの一つとして知られています。

4位にはコービー・ブライアント（33,643得点）、5位にはマイケル・ジョーダン（32,292得点）がランクインしています。特にジョーダンはキャリアの一部を引退していたにもかかわらず、この記録を達成した点が驚異的です。

6位にはドイツ出身のダーク・ノヴィツキーがランクインしており、これは欧州選手として最高の順位です。彼の独特なワンレッグ・フェイダウェイは、後の世代にも大きな影響を与えました。

現役選手の中では、7位のケビン・デュラント（30,290得点）が今後さらに順位を上げる可能性があります。彼のスコアリング能力は依然としてトップクラスであり、怪我なくプレーを続ければ歴代トップ5に食い込むことも考えられます。

NBAの得点ランキングは、単なる得点数だけでなく、各選手のプレースタイルや時代ごとの戦術の変遷を反映しています。特に近年では3ポイントシュートの重要性が増しており、今後のランキングに影響を与える可能性があります。今後のシーズンでも、新たな選手が歴代ランキングに名を刻むことが期待されます。